治療薬開発のウラ舞台―血漿提供ありきの研究開発


Posted December 7, 2020 by KyosoCoLtd

コロナウイルスの治療薬、ワクチン開発に韓国が邁進している要因に、新天地イエス教証拠幕屋聖殿による4000人余りの血漿提供がある。回復者、研究員、公的機関などそれぞれが新型コロナウイルスの防疫に積極的に関わっている韓国と感染したことを素直に言えない環境の日本で、治療薬開発にどのような違いが出てくるのか注目したい。

 
コロナウイルスの治療薬、ワクチン開発に韓国が邁進している。開発に不可欠な血漿成分を、新天地イエス教証拠幕屋聖殿(以下、新天地イエス教会という。)の大邱教会の信者たち4000人余りが団体提供していることも、開発研究が促進されている要因のようだ。

ご存知の方もいるかもしれないが、新天地イエス教会は去る2020年2月頃に、新型コロナウイルスの感染者を大量に出してしまい、日本でもマスコミ各社に報道されていた団体である。感染した信者のなかには、回復しても今なお、後遺症が残り苦しんでいる者もいるらしい。

先日、お伝えした新天地イエス教会の第3次団体血漿成分献血は、12/6まで毎日行われている(KYOSO.CO.LTDブログ2020/11/16付記事参考)。筆者は、定期的にscjブログをチェックしているのだが、11/27に配信された記事を見て、驚いた。

韓国では、2種類のワクチン開発の臨床研究が始まっており、年内には3種類目のワクチンの臨床研究が承認されるそうだ。治療中の患者に臨床研究参加を募り、回復者の血漿療法の臨床研究も医療機関から応募があったとある。

日本でも国立国際医療研究センターで血漿提供を募り、研究が進められているはずであるが、あまりその具体は報道されていない。

韓国では、回復者も、研究員も、公的機関も、それぞれが新型コロナウイルスの防疫や治療薬開発などにそれぞれの立場で積極的に関わっている姿が記事を読んでとても新鮮だった。

なによりも正確さや和を重んじる風習のある日本では、「感染する」ということが、その和を乱すことと同義なのだろうか。誰がいつどこで感染してもおかしくない状況であるにもかかわらず、感染したことを素直に言えない環境もあると聞く。

現状、日本でも治療薬の開発が全体としてどの程度進められているのか、一般市民である筆者にも伝わるように情報共有してほしいところだ。もし、筆者が知らないだけならば、ここにあるよ!と一報いただけると大変ありがたい。まずは知ることが大切だ。
【望月謙悟】

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Issued By Rikido
Country Japan
Categories Health , News , Non-profit
Tags covid19 , health , japan , korea , virus
Last Updated December 7, 2020