2022年9 月第3 四半期

北米

2022年第3四半期の北米地域の エチレンカーボネート市場 は、国際市場における原油価格の急落を背景に、原料からのコストサポートが弱まったものの、上昇基調で推移しています。また、EV、医薬品、化粧品・パーソナルケアなどの川下産業からの引き取りが続いているにもかかわらず、原料からのコストサポートはさらに低下し、エチレンカーボネートの価格は一貫して下落しました。

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アジア太平洋

アジア太平洋地域のプロピレンカーボネート（電解質）市場は、地域によって意見が異なるほか、全体的にまちまちな状況となっています。東南アジア市場では、エチレンカーボネートの建値が一貫して下落し、抑制された状態が続きました。一方、中国では、エネルギーコストの高騰や一部地域での電力供給不足により、8月は月平均で上昇に転じ ました。9月には、国際市場における米ドル高を背景に、原料市場の動向とコストサポートが低下しました。したがって、2022年9月のエチレンカーボネートのFOB青島協議は1トン当たり1141米ドルと評価された。

ヨーロッパ

欧州市場の炭酸エチレン市況は、月前半は弱含みで推移しましたが、後半は低迷が続きました。欧州市場が夏休みのため、経済・商業活動は大半の期間において低迷しました。また、9月に入ると市場活動は回復しました。また、ユーロは対米ドルで下落しました。しかし、国内市場ではインフレが歴史的な高水準に達し、市場の動きを抑制したため、多くの 不確実な要素に覆われました。

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